大陸人民の声「河北省警察、武闘派闇組織を摘発」=VOA

【大紀元日本7月5日】河北省警察当局はこのほど、全国を震撼させる黒社会集団を摘発した。この闇社会グループは、唐山市で各種の銃器類のほか、警察の使用する催涙弾及び弾丸を入手しており、この中には軍用の装甲車等までもが含まれていた。報道によると、この闇社会グループが脅し取った被害総額は8億元に上るという。世論は、なぜ、軍用の装甲車が公然と民間に流され、金銭の恐喝に使用されたのかについて疑問を持っている。米国VOAは、中国政府への闇社会の浸透について、ホットライン論壇に寄せられたリスナーの発言を紹介した。

広東省番禺の黄さんによると、この事件は、闇社会勢力と軍の癒着の反映であり、氷山の一角に過ぎず、中国の各軍区に闇社会が浸透している可能性があるという。彼の分析では、軍の権限が至上で、地方の公安が口出しできず、このために軍・闇社会の癒着が猖獗を極めているという。今回の事件が明るみに出た後、黄さんは、公安部門の治安維持能力に対する信用が低下したという。黄さんは、中央政府が、調査終了後に真相を全て公に説明し、国民の安全感を取り戻すことを希望している。

広東省茂名のリスナーである陳さんの分析によると、事件は、中国の典型的な、金銭・権利の取引の一例であるという。事件で逮捕された首謀者の一人である、唐山市華雲集団理事長の楊樹寛は、もともと無業遊民であったが、後に唐山市政治協商委員、全国に名の知れた郷鎮企業家、河北省の非公有制企業の傑出した人物等の肩書きを持つに到り、唐山市の政界、ビジネス界の有名人となっていた。

▶ 続きを読む
関連記事
南シナ海をめぐる中国とフィリピンの対立が、学術や教育分野にも波及している。フィリピン国防省は、外国政府が支援する学術・文化事業への審査を強化し、中国共産党による認知戦や影響工作への警戒を示した
中国のスパイダーマン上映イベントで動画が削除された。理由は、観客のポスターが「白紙」に見えたから。消さなければ話題にならなかった出来事が、かえって大きな話題になった
米国防総省は先週、外国の大学や学術機関を対象とするブラックリストに、復旦大学、上海交通大学、山東大学を追加した […]
また上映中止…。中国で「公開してもすぐ消える映画」が止まらない。今度は日米伊の制作チームも参加したアニメが公開5日で撤退。映画業界に何が起きているのか
景気低迷が続くなか、例年なら夏の旅行シーズンを迎えている各地で、観光業者から「観光客が少ない」「観光地が閑散としている」との声が相次ぐ