中国:780万人が統合失調症、精神病の社会負担がトップに

中国は経済発展に伴い、社会競争の激化および家庭構造の変化、それに生活のリズムが早くなるに連れて、中国人が直面するストレスはますます大きくなっているという。新華社によると、中国で統合失調症に罹った人は、全人口の0・655%にあたる約780万人が統合失調症患者であり、精神病による社会負担は、あらゆる疾病の中でトップになっていることがわかった。

今回の調査は、中華医学会精神病分会が主催し、西安楊森製薬有限公司が協賛した。調査結果によると、患者の約30%が薬物依存症にかかり、約30%が服薬で副作用を懸念するため、薬の服用を中止。また、患者の20%は、治療が不本意であるため、服薬をやめたという。

中華医学会精神病分会の周東豊・主任委員は、精神疾病における社会負担はすでに心臓・血管、呼吸系および悪性腫瘍などの疾病を追い越し、中国疾病総負担のトップに躍り出たことを明らかにした。周氏は、統合失調症を慢性疾病として、発作の都度、患者の認知機能が損害され、社会における機能を低下させる一方、家族にとって、さらなる経済負担およびストレスがもたらされると分析し、さらに、社会にとって、医療および社会資源の消耗をもたらすと指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の青年が高給な海外の仕事を信じて渡航。 行き着いた先はカンボジアの詐欺拠点だった。 暴力から逃げ、大使館に助けを求めた結果「売られた」 これは実際に起きた話だ
金を払えば免許が取れる。 中国で発覚した「不正合格5677人」の運転免許事件。 未熟なドライバーがそのまま公道へ
「零件(リンジェン)」と自分を呼ぶ中国の庶民たち。失踪が増え、臓器移植が推し進められる社会で、臓器狩りへの恐怖が現実の感覚になっている
病院が弁当とミルクティーを売る時代に。給料未払いが常態化し、治療より商売に走らざるを得ない中国医療の現実
張又侠の拘束で揺れる中共政局。千年の歴史を持つ予言書『推背図』と、世界的予言者パーカー氏の言葉から、習近平政権の末路を読み解く。軍内部の反乱や2026年の体制崩壊説など、中国の激変を暗示する衝撃の分析