ブログと日記文学 『土佐日記』
【大紀元日本5月27日】日記はマルセル・プルースト(フランスの作家)の描いた「失われた時を求めて」を回想する、自分自身への鎮魂の備忘録のようなものであるのかも知れない。『土佐日記』(935年成立)は、仮名文で書かれた日本最初の日記文学である。紀貫之が国司として赴任(930~934年)していた土佐から京へ帰郷する、55日間(12月21日~2月16日)の船旅を日記形式で綴った。
滞りなく役目を果たしたが、惜しむらくは、赴任先で幼子を亡くした事が貫之にとって耐え難い一大事だった。赴任先で知り合った人々の餞(はなむけ)のねぎらいに心温められて土佐を後にする。亡き子の面影をゆっくりとした船旅の哀歓に揺曳させながら、望郷の京へと心はやる想いが心なしか船足を急がせる。
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。