現代人の健康に有益、「裸足歩行」

【大紀元日本4月13日】足うらの按摩法は、健康補助療法として、すでによく知られている。その理論根拠は、足うらには全身の各部位、各器官のツボがあるからだと言われている。この意味から言えば、裸足で歩けば、全身のツボが常に刺激され、健康によいことが理解できる。実際に、裸足で歩くことは、神経衰弱、不眠、うつ病などに特に効果的だと指摘したドイツの科学者がいる。

この他に、裸足が健康に良いと言われるもう一つの重要な理由がある。旧ソ連科学院のミクリン院士(アカデミー会員)は、老化防止の方法として、「大地接触法」を提唱した。彼の理論では、地球と電離層の間には電界が存在しており、すべての生物がこの環境に適応して生きている。現代化した人類の生活様式は、負電荷に触れるチャンスが少なく、体内に陽電荷がたくさん蓄積してしまい、これによって、人間は病気にかかりやすくなった。これを解決するために、彼は1本の金属線の一端を足首につけ、もう一端をスチームの鉄パイプにつないだ。彼はこの方法を実践して90歳まで元気に生きた。

物理学者と医学者の更なる研究は、ミクリン院士の理論を充実させた。物理学の角度から見れば、人体はまるで一つの発電所である。細胞は無数の発電機として、絶えず生物電気エネルギーを生産している。もし、人間の身体が閉鎖的な環境に置かれたら、体内の電気エネルギーは放出できず、静電気エネルギーとして蓄積されてしまう。この静電気の危害を防止するためには、人体と地面を接触させて余分な静電気エネルギーを放出させればよい。数千年来、私達の祖先はほとんど毎日素足で地面を歩いた。しかし、人々が靴を履くようになってから、体内の電気エネルギーのバランスが壊れ、静電気により体の健康に危害をもたらすようになった。

「裸足で歩く」、こんな簡単な方法が、健康の一助になるならば、積極的に実践してみるべきだろう。

(珊久)
関連記事
肩の柔軟性と筋力を高める6つのエクササイズを実践すれば、可動域を改善し、肩こりや日常の不快感を和らげる効果が期待できます。
白キクラゲやレンコンをはじめ、免疫力を高める10の食材を紹介。伝統医学と現代科学が推奨する抗炎症効果で、肺を潤し冬を快適に過ごす方法を提案します。
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。