一歩譲れば、世界が開ける
【大紀元日本10月2日】「一時我慢すれば、嵐が治まり波が静まる。一歩引き下がれば、世界がぱっと開ける」。問題が起きたとき、みんなが互いに礼を以って謙り合えば、いさかいもなく自ずと穏やかに共存できるようになる。
中国清の張庭玉は安徽省桐城出身の官吏で、平素から身を修め心の修養を重んじ、人々から敬愛を受けていた。張氏は、親孝行を重んじ、宰相であった間も、故郷に残した母親を心配してしばしば会いに帰った。あるとき、母を見舞いに戻った張庭玉は、家が古くなったのに気づいた。そこで、諸々の事を手配した後、使用人に作り直すように命じて都に戻った。
張家では早速、隣の葉家との間にあるスペースを使って廊下を造ろうとした。ところが、葉家のほうもちょうど、そのスペースを使って家を増築しようと考えていた。結局、両家は争うことになってしまった。張家が敷地を掘り返すと、葉家がそれを土で埋めてしまうし、葉家が工事を始めようとすると、張家の人が道具を奪ってしまう。両家は何度も言い争いになり、爆発寸前の状態になった。
関連記事
握力、安静時心拍数、ウエスト身長比。長寿や健康寿命の手がかりになる5つの指標と、改善のヒントを紹介します
燃える町から父を背負い、息子を連れて逃れる英雄の姿に、古代ローマ人が大切にした責任、冷静さ、勇気を見つめます。
60代の中医師が実践する、体も心も軽くなる「老けない生き方」とは?五色を意識した朝食や下半身を鍛える「宇宙散歩ラン」、仕事や付き合いを削ぎ落とす暮らしの引き算。60歳を過ぎてから人生を最高に楽しむための食事・運動・メンタル術を明かします。
帰っても落ち着かない、なんとなく居心地が悪い。そんな家を「ただいま」と言いたくなる場所に変えるには、高いお金も特別なセンスも必要ありません。今日からできる6つのシンプルな方法を紹介します
千年の歴史を支えてきた宣紙。過酷な水火や鍛錬を経て生まれる一枚の紙が、いかにして筆墨を受け止め、文脈を後世へ紡ぐのか。無言の紙漉き工程から天地の理や生命の在り方を読み解く、静謐で深い思索に満ちた一編