ドイツの法律学者、高智晟弁護士と臓器狩りについて語る
【大紀元日本9月5日】今年6月11日、中国の人権現状と法輪功の受けている迫害の実情を調査するため、ドイツの法律学者、人権顧問であるトーマス・ワイラウフ(Thomas Weyrauch)博士は高智晟弁護士と2時間近く電話で話し合った。高智晟弁護士の拘束を耳にした博士は深い関心を表し、高弁護士の逮捕、及びカナダ独立調査団が発表した、法輪功学習者を対象とした中国における臓器狩りの告発に対する調査報告について大紀元の取材を受け入れてくれた。博士の希望により、大紀元は両氏の会話内容を連続して掲載する。
昨年9月にトーマス博士は中国共産党(中共)統治で中国の人権が迫害されている事情を紹介する専門書『災難に遭遇している巨竜』を出版した。同書の終わりに中共の崩壊と法的制裁に直面する結末を予見した。博士は中国で数年間仕事をし、生活した経験があり、中国の民衆に対して深い親しみを持っている。1983年から中国の人権に関する研究に従事した。この本は今年5月、ドイツ国際人権協会から中国人権報道特別賞を受賞した。現在『災難に遭遇している巨竜』初版はほぼ完売し、内容を補充した第二版がまもなく出版する。
*高智晟に対する印象と中国の未来
関連記事
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。
中共による生体臓器収奪問題を扱ったドキュメンタリー映画『国家の臓器』の上映会が10日夜、参議院議員会館で開催された。出席した国会議員や有識者からは「実態は想像をはるかに超えている」「強い衝撃を受けた」といった声が相次いだ。
中国での臓器収奪を追ったドキュメンタリー映画「国家の臓器」の上映会が12月10日、参議院会館講堂で開催された。 […]
中国での臓器収奪とそれを利用した渡航移植の非人道的実態について、日本保守党の北村晴男議員が参院法務委員会で追及。渡航移植への罰則と入管法による上陸拒否の追加を強く提言した
良心の囚人からの強制臓器収奪が行われている問題を巡り、中国共産党(中共)政権への対応を求める国際請願に、世界で50万人を超える署名が集まった。請願はG7を含む14か国に対し、主導的な対応を取るよう訴えている