北朝鮮の両江道、咸境道、黄海道一帯、飢餓に伝染病が追い討ち
【大紀元日本7月22日】デイリーNKの報道によると、現在北朝鮮の両江道、咸境道、黄海道一帯にパラチフス、百日咳、奇病(らい病・レプラと住民が称している) など急性伝染病が流行しており、全国的に拡散する勢いであることが確認されたという。
この報告は、デイリーNK 国境特派員 2人による 3ヶ月間の追跡取材と、北朝鮮住民17人の証言を通じて、繰り返し確認された。
「苦難の行軍時代とまったく同じ。食糧事情が悪く、栄養不足だからあらゆる雑病が流行している。人民組だけでも、2~3世帯は伝染病患者がいるようだ。結核患者は患者扱いも受けないほどである。パラチフスで、女性と年寄りたちが家で病んでいるし、百日咳にかかって幼稚園や託児所に隔離された子供達も多い」- ツェ・ギルニョ氏(仮名:59歳、黄海南道海州) 。
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