タイム誌:北朝鮮、ブランド品タバコ偽造、海外へ大量流通
【大紀元日本2月4日】「タイム」誌アジア版1月30日付けの報道によると、米国、ヨーロッパおよび日本のたばこ製造会社の調査員が中心となって行った共同調査における機密報告書を引用し、北朝鮮が大量にブランド・タバコの偽造を行っているとした。「タイム」誌は11ページにわたる同秘密報告書を入手し、違法交易の内部操作を詳細に報道した。報道では、北朝鮮が中国、台湾を巻き込んだ大掛かりな犯罪に参与していると示した。
探偵、告発者および企業内部情報提供者の情報をまと纏めた2005年6月29日付けの報告書は、北朝鮮のタバコ企業の規模および複雑性に言及している。これらの企業は「マルボロ」から「ダビドフ・シガー」まで有名ブランドの大量偽造の容疑がかかっている。
報告は、偽造企業のうち10~12の北朝鮮工場は、年間410億本のタバコ製造を行っており、年間利益は5・2~7・2億米ドルに達すると示している。そのうちのどれくらいの金額が金正日政権へ流れているのかは不明だが、推測では0.8~1.6億米ドルに達するとみられている。
関連記事
人気オンラインゲーム「アクシー・インフィニティ」ソフトウェアに対するハッカー攻撃で6.15億米ドル(約780億 […]
[東京 24日 ロイター] – 海上保安庁は、防衛省の情報として、24日午後に北朝鮮から発射された […]
[ジュネーブ 21日 ロイター] - 国連のトマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は21日、北朝鮮に対し、政治犯収容施設で劣悪な環境に置かれた多数の人々を解放するよう呼び掛けると同時に、国際社会に核問題とともにこの問題を取り上げるよう促した。 キンタナ氏は、2014年の国連調査で最大12万人が収容施設で拘束されていることが判明したとし、その後も施設に関する報告を受け続けていると述べた。
[東京 11日 ロイター] - 松野博一官房長官は11日の閣議後会見で、北朝鮮による一連の軍事的な行動について、日本や国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できないと述べた。 防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射したミサイルを米政府と連携して分析したところ、いずれも大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったことが分かったと発表した。当該ミサイルの最大射程での発射試験を行う前に
[ソウル 4日 ロイター] - 米国の北朝鮮研究サイト「38ノース」は4日、商業衛星写真を基に、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設の活動が活発化しているとの見方を示した。 核分裂性物質の生産が行われているほか、施設拡大に向けた基礎工事が進められており、近く実験用軽水炉(ELWR)の稼働が始まる可能性があるという。ただ、プルトニウム抽出のために使用済み核燃料を再処理する放射化学実験室の能力拡大に向けた