米国、北朝鮮の国際密輸犯罪に徹底抗戦
【大紀元日本1月29日】米国政府はこのほど北朝鮮が麻薬や、偽ドル札、偽タバコ、偽切手、偽薬品(バイアグラ)などの国際密輸犯罪に関り、巨額な不法利益を得たと公表した。米当局は、このような違法行為を全力で制止すると宣言、たとえ北朝鮮の核保有問題に関する6か国協議が影響を受けても辞さないとの姿勢を示した。
ブッシュ政権の試算によると、北朝鮮は一連の国際密輸犯罪で、年間約10億ドルの不法利益を上げているという。米国政府は昨年、北朝鮮がドル札の偽造とマネー・ロンダリングに関与したとして、金融制裁を発動した。そのため北朝鮮は自国の核保有問題を論議する6か国協議への参加を拒み始めた。
ブッシュ大統領は26日、「北朝鮮の核保有問題を解決するために、金正日政権の犯罪行為への摘発に妥協はない」と明言した。
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