福建省女性、鳥インフルエンザ感染で死亡

【大紀元日本12月30日】中国衛生部は12月29日、南部福建省女性(41)が鳥インフルエンザに感染、すでに死亡したと発表。これで鳥インフルエンザの人への感染は中国の公開した発表では7人目となり、同死亡者を含めて、すでに3人が鳥インフルエンザに感染して死亡したという。

新華社電によると、死亡した女性は福建省三明市在住、今月6日に発症し、発熱や肺炎などの症状が見られ、病院で治療を受けたが21日死亡したという。後に行われた検査の結果、高病原性のH5N1型鳥インフルエンザに感染していたことが確認された。しかし、これまで患者の居住地付近に家畜の鳥インフルエンザ感染が発生していなかった。

福建省の鳥インフルエンザ感染状況に関して、24日付の一部香港紙によれば、中国疾病予防コントロールセンターがこの程英医学紙に発表した論文で、中共政権がこれまで公表していない福建省での鳥インフルエンザH5N1ウイルス検出を明らかにしたという。日本在広州総領事館の公表によると、27日同館より福建省政府側に確認したところ、現在までの時点では福建省で鳥インフルエンザの発生は確認されていないとの回答を得たという。福建省政府が、鳥インフルエンザの発生が確認された場合には、1時間以内に中央政府関係部門に報告し、同時にマスコミに対して通報するという。

これまで、中国公開された情報ではすでに14の省の33箇所で鳥インフルエンザが発生した。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]