新疆、鳥インフルエンザ発生

【大紀元日本6月12日】中国政府はこのほど、中国西北に位置する新疆ウィグル自治区で鳥インフルエンザが発生したことを認めた。460羽の野鳥がH5N1ウィルスに感染し、死亡したという。

AFP通信6月9日の報道によると、中国農業省は「計1042羽の鴨が感染し、その内の640羽が死亡した。」と発表した。また、当局は、感染は既にコントロールされ、感染源について現在調査中としている。中国政府は既にこの事実を世界動物衛生機構(OIE本部パリ)、国連食糧農業機関(FAO)、香港と台湾政府に通達している。

新疆ウィグル自治区と隣接の青海省で一年前に、中国で初めての感染例が確認された。その後、H5N1ウィルスに感染し死亡した渡り鳥は千羽を超えた。今回の感染は三回目の感染となった。

香港政府は既に9日から、新疆産の肉類の輸入を中止している。

(記者・潘凱文)

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