北朝鮮の金正恩は今月24日、中朝を結ぶ「新鴨緑江大橋」を経由して中国東北部・遼寧省丹東を訪問した。全国政治協商会議主席で、中国共産党序列4位の王滬寧が出迎えた(新唐人)

金正恩 訪中わずか数時間で帰国 異例にも習近平とは会談せず

北朝鮮の金正恩は今月24日、中朝を結ぶ「新鴨緑江大橋」を経由して中国東北部・遼寧省丹東を訪問した。全国政治協商会議主席で、中国共産党序列4位の王滬寧が出迎えた。金正恩は今回、北京を訪れず、習近平とも会談しないまま、わずか数時間で帰国した。異例の短時間訪問の背景に何があるのか、関心が集まっている。

24日の報道によると、王滬寧は同日、金正恩の訪問先で出迎えた。金正恩は朝鮮戦争に関する記念施設を視察したほか、午後には丹東市内の自動車工場を訪問。王滬寧は一連の日程に付き添い、金正恩が帰国する際には中朝間の新鴨緑江大橋まで見送った。外交部長の王毅も関連行事に参加した。

金正恩が今回利用した新鴨緑江大橋は、先日完成式典が開かれたばかりだった。鴨緑江は朝鮮半島と中国東北部の境界を流れる川で、朝鮮戦争では中共軍が渡河して参戦した歴史を持つ。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の賴清徳総統は11月2日、名古屋で開かれた日台交流サミットにビデオメッセージを寄せた。日台を「運命共同体」と位置づけ、民主主義と平和、繁栄を守るため、地方・民間交流の深化と幅広い分野での協力を呼びかけた
北朝鮮の国営メディアは10月31日、北朝鮮がクラスター爆弾の試射を行ったと報じ、1発で13ヘクタールの区域内にある全ての目標を攻撃できると主張した。韓国軍合同参謀本部は11月1日、米韓双方が緊密に情報を共有し、事前に動向を把握した上で警戒態勢を維持していたと明らかにした。
プーチン氏が提案した米露中三か国による首脳会談構想。実現すれば、国際秩序や米国の同盟関係にどのような影響を及ぼすのか。中ロを利する可能性など、構想に潜む10の懸念を指摘する
中共商務省は新たな規則案を公表した。中国の営業秘密を侵害し、国家の主権・安全・発展上の利益を害したと認定された外国企業などに対し、中国国内での投資を制限・禁止し、関係者の入国や就労・在留資格も制限する内容だ
中国からの巨額融資で深刻な債務危機に陥ったアフリカのザンビア。国際調査で明らかになった中国工商銀行の融資手法や不透明な契約、難航した債務再編の実態とは