エドワード・チン氏とジョシュア・ウォン氏(右)が、2017年12月13日に香港の外国特派員クラブにて(写真提供 Edward Chin)

パンチェン・ラマ失踪から黄之鋒の投獄まで 中国共産党はいかにして一世代を沈黙させたか

論説

2023年6月、私はチベット亡命政府の拠点であるインドのダラムサラにいた。そこで目にしたある光景が、それ以来ずっと心に残り続けている。そこには、ある幼い少年の写真が印刷されたポスターがいまも至る所に貼られており、30年近くも行方不明のままの子供の存在を世界に思い起こさせていた。その子の名はゲンドゥン・チューキ・ニマ、第11代パンチェン・ラマである。

1995年5月17日、ダライ・ラマによって第11代パンチェン・ラマとして認定されたわずか3日後、中国当局によって家族もろとも連れ去られたとき、彼はまだ6歳だった。

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