災害廃棄物の処理費 国が97.5%負担へ 高市首相が熊本地震対応を報告
高市早苗首相は9月12日、自身のX(旧ツイッター)で、2026年熊本地震で発生した災害廃棄物の処理に関する国の対応を報告した。
対応の柱は三つある。災害廃棄物の処理事業費の97.5%を国が負担すること、全壊・半壊家屋の公費解体で所有者に費用負担を求めないこと、特殊会社の中間貯蔵・環境安全事業(JESCO)が被災自治体を専門的に支援するための法改正が成立したことである。
大規模な災害では、倒壊した家屋や損壊した家財などから、大量の災害廃棄物が発生する。被災現場から仮置場へ速やかに運び、計画的に処理できるかどうかは、復旧・復興の進み方に大きく影響する。処理が遅れれば、被災者による片付けや生活再建も進みにくくなる。
関連記事
熊本地震の発生から2週間。猛暑と断水が続く中、避難所環境の改善、医療・福祉支援、住まいと水道の復旧を急ぐ。政府は生活再建から事業者支援まで総力対応を掲げ、災害関連死の防止を最優先課題とする
TSMC熊本など大手は再稼働も、見えない中小の被害がサプライチェーン全体の弱点となり、日本経済への影響はなお不透明。
熊本地震から1週間。政府は予備費242億円を閣議決定し、8月末までの断水解消を高市首相が指示。猛暑による災害関連死のリスクやペット同伴避難所、医療支援船の活躍など、被災地復旧の現状をまとめた
熊本地震を受け、台湾からテントやベッド、浄水設備など実用重視の支援が迅速に到着。民間団体・消防系組織・高雄市が連携し、避難所の質改善と高齢者配慮に焦点。「良き隣人」との評価が広がる