ダニのイメージ図(Getty Images)

中国で新種のダニ媒介ウイルス 発熱患者の一部から検出

中国の研究者と米国の研究者らは、中国で発熱などの症状を引き起こしているとみられる新たなダニ媒介ウイルスを発見した。研究チームはこの病原体を「エイジアンロングホーンティンクナイロウイルス(ALTNV)」と命名した。ナイロウイルス属に分類されるという。

研究は、中国・北京微生物・疫学研究所の「病原微生物生物安全国家重点実験室」の研究チームがまとめ、医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。米ミネソタ大学感染症研究・政策センターも研究内容を紹介している。

エイジアンロングホーンティンクナイロウイルスは、発熱や倦怠感、胃腸症状、血液検査の異常などを伴うインフルエンザ様の発熱疾患と関連している。大別班達ウイルス(DBV)と重複して感染した場合、重症化する可能性もあるという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の蓄電池産業で供給過剰への懸念が強まっている。2026年上半期の新規導入は前年同期比18%減。当局は増産計画の点検に乗り出し、価格競争や業界再編、海外輸出の拡大に伴う貿易摩擦も焦点となっている
米下院外交委員会の小委員会が、米国内における外国勢力の影響工作をテーマに公聴会を開催。中国共産党やキューバ、イランに関連する活動、ネビル・ロイ・シンガム氏をめぐる資金ネットワークを議論する見通しだ
欧州の化学産業が過去30年で最大の生存危機に。高エネルギーコストや中国製安価品の流入を受け、フランスやドイツなどEU主要国が異例の「セーフガード(緊急輸入制限措置)」発動に向けて動き出した
ルビオ米国務長官は9月10日、南米3カ国歴訪の最終地ペルーでフジモリ大統領と会談した。麻薬対策や移民、貿易に加え、中共による南米での影響力拡大への対抗姿勢を示した