2025年7月24日、ガザ地区ケレム・シャロームのケレム・シャローム検問所で、パレスチナ側による引き取りを待つ人道支援物資のそばを通るイスラエル兵(Amir Levy/Getty Images)

「ガザのジェノサイド」はでっち上げだ

2025年5月、国連のトム・フレッチャー人道問題担当事務次長はBBCラジオに出演し、ガザの乳児1万4千人が「今後48時間以内に、われわれが支援を届けることができなければ」死亡すると聴衆に語った。

国連児童基金(ユニセフ)によると、ガザ全域にいる乳児は約2万人である。つまり、全乳児の70%が、わずか数時間のうちに死亡する危険にさらされていたことになる。フレッチャー氏は、この数字について「まったく身の凍るようなものだ」と強調した。

ニューヨーク・タイムズをはじめ、多くの既成メディアは、フレッチャー氏の主張を疑うことなく、そのまま信じる読者や視聴者に伝えた。ケーブルニュースでは、いつもの専門家たちが呼ばれ、進行中とされた飢饉について論じた。そして、ソーシャルメディア上の反ユダヤ主義者たちが、この主張を拡散した。

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