2026年6月12日、アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地で、スターリンク衛星を搭載したファルコン9ロケットが打ち上げられた。(Chandan Khanna/AFP、Getty Images)

【軍事】スターリンク遮断でロシア軍に打撃 代替衛星は目標軌道に届かず

ロシア軍は、衛星通信サービス「スターリンク」へのアクセスを失った影響を受けている。2026年2月初め、アメリカの宇宙企業スペースXが、ロシア軍による無許可端末の利用を大規模に遮断したことで、前線部隊の通信や連携の能力が低下したとみられる。

ロシアは、国産の低軌道通信衛星網「ラススヴェート(Rassvet)」を代替手段として整備しようとしている。しかし、衛星を計画どおりの軌道に投入できていないうえ、衛星やロケットの生産拠点、打ち上げ関連施設への攻撃も受け、計画は難航している。

衛星追跡サイトN2YOの8月31日時点のデータによると、ロシアが7月19日に打ち上げた第2陣の低軌道通信衛星「ラススヴェート」16機は、いずれも目標とする高度およそ870キロまで軌道を上昇させていない。

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