1月24日、中共中央軍事委員会副主席の張又俠と、統合参謀本部参謀長の劉振立が突如として失脚したことが公式に発表された(新唐人テレビ)

張又侠の解任決定 調査発表から半年余り 専門家「習の苦慮の表れ」

中国共産党中央軍事委員会副主席の張又侠と、同委統合参謀部参謀長の劉振立が今月28日、解任された。

28日、中国共産党機関紙「新華社」は、全国人民代表大会(全人代)常務委員会の会議が同日午後、北京で閉幕したと報じた。会議では、張又侠を中央軍事委員会副主席、劉振立を中央軍事委員会委員からそれぞれ解任することを決定した。

張又侠と劉振立をめぐっては、今年1月24日、中国国防省が「重大な規律違反・法律違反の疑い」があるとして、立件して審査・調査すると発表していた。同日夜には、中国軍機関紙「解放軍報」が両者を「軍事委員会主席責任制を著しく踏みにじり、破壊した」などと批判。翌25日にも、「七つの罪」を犯したなどと指弾していた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で「医療保障法」を可決した。2027年1月1日に施行、医療保険への加入を国民の義務とする。一方、医療費の給付割合や個人負担の上限、政府の最低補助額は明記しておらず、批判の声が上がっている
日本ウイグル協会は8月31日、東京都内で記者会見を開き、新疆出身のウイグル人男性(30)が、中共当局主導の「労働移転」で蘇州の食肉加工工場に送られ、約2年3か月にわたり無給で働かされた後、カンボジアの詐欺拠点へ売り渡されたとする証言を公表した
中国のロボット産業が急成長する一方、ファーウェイの元技術幹部は、中国製ロボットの76%が海外発のROSに依存し、中核アルゴリズムの国産化率も40%未満だと指摘した。標準化や安定稼働などの課題も残る
張又侠ら軍高官の相次ぐ失脚で、軍の統率に不穏が生じている。軍有力者の不在で、習近平の現状は「権力あれど軍動かせず」と専門家が指摘。軍内の「ソフトな抵抗」も懸念される。
天安門事件を目撃し、中共官製メディアの記者からキリスト教伝道師へ転身した汪勁氏の半生。軍の腐敗や臓器収奪、過酷な監視と弾圧の実態を告発し、現在はカナダで自由を語る元中共官製メディアの記者の証言