殺人容疑者を「勇者」と呼ぶ人々 法への失望が生む危険な共感
司法への絶望が「英雄」を生む=中国
殺人容疑者を捕まえようと、警察が大規模な包囲網を敷く。その一方で、住民は逃亡者のために水や食料を置き、逃走に使える車両まで用意する。
中国・河南省西平県(せいへいけん)で起きた殺人事件では、そんな異例の光景が広がった。
7月30日、51歳の夏付鋼(か・ふこう)容疑者が近隣住民を刃物で刺して死亡させたとして逃走した。警察は5万元(約100万円)の懸賞金を設定。多数の警察官のほか、ヘリコプターやドローンまで投入し、約10日後の8月8日に身柄を確保した。
関連記事
仕事はない。でも毎朝「出勤」する。中国では失業を家族に隠すため、お金を払って「会社に通う」人まで現れた
怒りの沸点が低すぎる中国の日常。配達員が男性を殴打、工事作業員は警備員をハンマーで襲撃。車の割り込みをめぐる口論では死者まで。ささいなトラブルが、一瞬で凶行に変わる
大金入りのバッグを拾った中国の男性。本当の持ち主に返したい。でも、偽物が名乗り出たら?男性が考えたのは、「数字のクイズ」
午前4時、中国の街角。料理の配達バッグの中で、小さな子供が一人泣いていた。親は料理を届けに行っていたとみられる
中国で今、ミシンが意外な人気に。昔は嫁入り道具、今はストレス解消?なぜ今、ミシンなのか?