2026年6月27日、ホルムズ海峡(Strait of Hormuz)に近いオマーン北部ムサンダム半島(Musandam Peninsula)近海で、船舶が海上に投錨している。(AFP)

イランとオマーン 新航路座標で合意へ ホルムズ海峡再開協定にトランプ氏「今週にも成立」

イランは8月5日、ホルムズ海峡を通過する商船の航路に関する「座標」について、オマーンと共通認識に達したと表明した。関係する共同声明は、現在最終審査と文言調整の段階にあるという。ドナルド・トランプ大統領も、この重要な水路を再開するための協定が、早ければ今週中にも成立すると述べた。

この進展により、世界のエネルギー市場と経済にかかる圧力が緩和されることが期待されるほか、今年2月に勃発した米イラン紛争に転機をもたらす可能性もある。しかし、航路の管轄権、通行料金、さらにはアメリカによるイラン港湾への海上封鎖といった問題では、両国の立場には依然として大きな隔たりがある。

イラン外務省のエスマイル・バガエイ(Esmail Baghaei)報道官は5日、イランとオマーンが新たな航路の「座標」について合意に達したと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は、ホルムズ海峡の国際水域に敷設された機雷をすべて除去・爆破したと発表した。イランには新たな機雷敷設を行えば船舶を破壊すると警告。米海軍は中央航路の安全確保を進めている
米中央軍は5月初め以降、約1300隻の商船によるホルムズ海峡の通航を支援し、6億6千万バレルを超える原油が運ばれたと明らかにした。イランの威嚇や攻撃が続く中、石油輸送の現状を追う
トランプ米大統領は14日、ニューヨーク州ロングアイランドで演説し、イランを打ち破った後、「ホルムズ海峡を米国領と宣言する」と発言した。全米の犯罪率低下を強調し、ニューヨーク州知事選の共和党候補ブレイクマン氏への支持も表明
ベッセント米財務長官は、ホルムズ海峡が今後2年で戦略的重要性を失うとの見方を示した。イラン情勢を背景に、UAEやサウジアラビア、イラクなどではホルムズ海峡を迂回する石油パイプライン整備が進んでいる