2024年2月29日、ウクライナの兵士がドローン操縦を練習している(Genya Savilov/AFP via Getty Images)

フィリピン ウクライナのドローン戦術導入を検討 南シナ海で抑止力強化へ

ロシア・ウクライナ戦争で、ウクライナは安価で機動性の高いドローンを活用し、ロシア軍の激しい攻撃を食い止めてきた。こうした戦い方は、軍の近代化を進める国々の参考となっており、フィリピンもウクライナのドローン作戦から学ぼうとしている。

専門家の間では、ウクライナとドローン分野で協力関係を築けば、フィリピンの安全保障戦略に大きな変化をもたらすとの見方が出ている。特に南シナ海の緊張が続く中、迅速かつ柔軟な非対称作戦能力を獲得する近道になる。

一方、ウクライナのドローンは実戦で有効性を確認しているが、その戦術が南シナ海の複雑な情勢に適しているかどうかを、フィリピンは慎重に検討すべきだとの指摘もある。

▶ 続きを読む
関連記事
中共は最近、インド企業幹部への商用ビザ発給を大幅に厳しくしており、申請の拒否率は一時95%に達した。一部の企業は中国で予定していた重要会議を、シンガポールやタイ、マレーシア、香港などで開いた
東南アジアの拠点を舞台に巨額の暗号資産をだまし取る国際詐欺組織に対し、FBIが本格的な反撃を進めている。人身売買や暴力で維持される「詐欺工場」の実態と、巨額資金の押収や摘発に挑む米当局の最新動向を伝える
中共当局が100人を超えるフィリピン国民を不法就労や滞在期限超過などを理由に取り締まった。フィリピンのテオドロ国防相は「露骨な恐喝」と強く非難。背景には5月の中国人労働者摘発と中共による制裁がある
中共が南シナ海のスカボロー礁で自然保護区の新たな管理規定を施行した。米国は地域の安定を損なうとして非難。フィリピンとの海上衝突も相次ぐなか、南シナ海をめぐる緊張が高まっている
タイでの交通事故から地下武器庫が発見された。中国人男性には禁錮46年の判決が下された。押収された軍事装備には、M16およびM4突撃銃などの銃や、大量の弾薬と弾倉、C4高性能爆薬なども発見された