2026年6月3日、ソワニーのカストーにあるNATO SHAPE-Villageの新施設落成式で撮影された、憲兵車の写真。モンス近郊のカストーにある欧州連合軍最高司令部(SHAPE)は、NATOの欧州における中央司令部である。(写真:BENOIT DOPPAGNE / Belga / AFP) / ベルギー OUT

NATO実習生をスパイ容疑で逮捕 浮かび上がる中共の海外浸透

ベルギー当局は最近、NATOでの実習中にスパイ活動を行った疑いで、中国系カナダ人の女性を逮捕した。事件を受け、メディア各社が女性の経歴を報じている。中共が海外人材を利用してひそかに情報を収集する手法に、改めて批判が集まっている。

カナダ放送協会(CBC)の調査によると、ベルギー当局が第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束した女性の本名は、Biwei Zhangだという。仕事ではClaire Zhang、SNSではCatina Zhangの名を使っていた。

公開情報によると、チャン容疑者は2022年にオタワ大学でコンピューター科学の修士号を取得した。専門はAIとシステム工学で、カナダ政府機関や欧州の複数の国際機関で勤務や実習をした経験がある。昨年7月には、NATOの欧州連合軍最高司令部のIT部門で実習を始めた。実習中の不審な行動を防諜部門が察知したという。

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