米国 中国製人型ロボットの輸入を禁止 宇樹科技に打撃
トランプ政権は28日、中国を含む外国製の新型ロボットと電力インバーターの輸入を禁止する一連の措置を発表した。米国の人工知能(AI)開発を国家安全保障上の脅威から守ることが目的だ。米国の禁止措置は、中国のロボットメーカー、とりわけ宇樹科技に打撃を与える。
米国連邦通信委員会(FCC)は28日午後、報道発表で、規制対象機器リストを更新し、「先進ロボット機器」(人型ロボットや四足歩行ロボットなどの移動型ロボットと定義)と、外国製のネット接続型電力インバーターの2種類を新たに追加したと発表した。これに先立ち、ホワイトハウスが招集した、国家安全保障に関する専門知識を有する政府横断的な行政機関は、原産国を問わず、これらの外国製品が「米国の国家安全保障または米国市民の安全に、容認できないリスクをもたらす」と認定していた。
この禁止措置により、中国からの新型人型ロボットと四足歩行ロボット、ならびにネット接続型電力インバーターの輸入が禁止される。ネット接続型電力インバーターは、再生可能エネルギーや蓄電池を電力網やデータセンター設備に接続することができる。
関連記事
米国の初代大統領ジョージ・ワシントンから現大統領のトランプ氏に至るまで、米大統領の移動手段は大きく変化してきた。馬車から自動車、専用機、装甲車まで、240年にわたる大統領専用の乗り物の歴史を振り返る
トランプ政権は7月27日、英国、ドイツ、日本など24の同盟国とともに、安全な第6世代移動通信システム(6G)の開発加速、6G規格の策定、中共による次世代通信技術への影響力の弱体化を目的とする世界的な協力計画を始動させた
米政府は、人工知能(AI)の発展に伴うデータセンターの拡大と電力需要の急増に対応するため、22日、約32億エーカーに及ぶ連邦水域内で原子力事業を建設する計画を評価すると発表した。これは、国内のエネルギー生産を拡大し、先進的な原子力技術の配備を加速する計画の一環である。
米通商代表部(USTR)は7月23日、日本や中国、EUなど60か国・地域からの輸入品に10~12・5%の追加関税を課す最終決定を発表した。24日に失効する一律10%関税に代わる措置である。