4月15日、国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエワ専務理事が、ワシントンで開かれた2026年IMF・世界銀行グループ春季会合の記者会見で発言した(Kent NISHIMURA/AFP via Getty Images)

IMF専務理事がアルゼンチン訪問 ミレイ氏の経済改革の成果を評価

国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエワ専務理事は27日、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が進める緊縮政策と経済改革を評価し、同国の経済見通しは大幅に改善したとの認識を示し、IMFに対する債務上の義務を履行できるとの確信を表明した。ただ、IMFの最新報告は依然として、同国経済には「高いリスク」が存在すると警告している。

ゲオルギエワ氏の訪問に際し、アルゼンチンの経済見通しはすでに大幅に改善している。債券価格が上昇し、中央銀行の外貨準備が増加しただけでなく、年間インフレ率も、ミレイ氏が2023年末に就任した当時の約210%から約33%まで大幅に低下した。

ゲオルギエワ氏は、アルゼンチンのルイス・カプート経済相と共同で出席した記者会見で、外貨準備の積み増し、インフレ率の低下、財政規律の維持、ソブリンリスクの状況改善などにおけるアルゼンチンの実績を評価した。

▶ 続きを読む
関連記事
南米ブラジルで25日、現職のルラ大統領が大統領選の決選投票で再選を果たし、ボルソナロ前大統領の息子フラビオ・ボルソナロ上院議員を破った。投票終了予定時刻のわずか3分前には、ブラジル最高裁が投票時間をさらに2時間延長する判断を下していた
カナダ国境サービス庁が、カナダ・中国友好関係促進協」の創設者・容翔遠に対する国外退去手続きを開始。中共軍在籍中の人道に対する罪への関与や、永住権申請時の軍歴虚偽申告を問題視
カナダが中国製EVへの関税を引き下げ、輸入拡大が見込まれるなか、専門家が車載データの流出、遠隔操作、電力網へのサイバー攻撃、国内自動車産業への影響など安全保障・経済両面のリスクを指摘
ブラジル大統領選の第1回投票で、フラビオ・ボルソナロ氏が47.2%を得票し、現職ルーラ大統領を上回った。世論調査の予測を覆す結果となり、両氏は10月25日の決選投票で対決する
ブラジル大統領選で、ルラ大統領とボルソナロ上院議員が激突。焦点は国内の経済政策だけではない。米中、どちらとの関係をどう築くのか。レアアースなど重要鉱物も絡み、南米の地域大国の選択が世界に影響を与える