2026年7月23日、南シナ海のスカボロー礁海域で、中国海警の船がフィリピン漁民に燃料補助物資を輸送していたフィリピン漁業水産資源局の船に対し、放水を行った(フィリピン沿岸警備隊報道官が公開した映像より)。

中国海警船がフィリピン船に放水 南シナ海で緊張続く

7月23日、南シナ海のスカボロー礁(Scarborough Shoal)周辺で、中国とフィリピンの間に再び衝突が生じた。フィリピン政府は、燃料補助や食料パックの配布任務に当たっていた同国の船に対し中国海警船が放水したと発表した。

当時、ASEAN(東南アジア諸国連合)の外相会議がマニラで開かれており、中国の王毅外相も出席していた。

フィリピン沿岸警備隊によると、現地時間の23日午前5時54分、中国海警船(船番号3302)がフィリピン漁業水産資源局の船「ダトゥ・ドゥマンヒル号」に接近し、一時はおよそ50メートルの距離まで近づいた。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が南シナ海のスカボロー礁で自然保護区の新たな管理規定を施行した。米国は地域の安定を損なうとして非難。フィリピンとの海上衝突も相次ぐなか、南シナ海をめぐる緊張が高まっている
タイでの交通事故から地下武器庫が発見された。中国人男性には禁錮46年の判決が下された。押収された軍事装備には、M16およびM4突撃銃などの銃や、大量の弾薬と弾倉、C4高性能爆薬なども発見された
フィリピンとウクライナがドローン協力協定の策定に向けて調整を開始した。南シナ海での監視や抑止力強化が期待される一方、専門家は技術移転の限界や地域情勢への適合性を慎重に検討すべきだと指摘
国連機関は7月16日、ミャンマーのロヒンギャ難民を乗せた船2隻がベンガル湾で転覆したとの報告があり、500人以上が死亡した恐れがあると声明で明らかにした。