図はイメージ。(Kevin Frayer/Getty Images)

高善文が中国のGDP成長率「2%」発言 米紙報道「習近平が激怒、蔡奇に調査指示」

中国の著名経済学者・高善文氏が55歳で死去。GDP統計への疑問表明後、習近平の指示で調査対象となり発言機会が制限されたと米紙が報道。実質成長率「約2%」発言の背景と波紋を整理する。

中国の著名な経済学者で、国投証券の元チーフエコノミストである高善文氏が死去した。55歳だった。  

アメリカの有力紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、高氏が中国の公式な経済成長データに疑問を呈した後、中国共産党(中共)党首習近平の指示で調査の対象となっていたと報じた。  

▶ 続きを読む
関連記事
中国の自動車各社で2026年上半期の減益・赤字が相次いだ。BYDは純利益が前年同期比20.5%減。値下げ競争と需要鈍化で収益が悪化し、主要5社の損失は計約2810億円に上った
中国の航空大手6社が上半期に計123億4000万元の純損失を計上した。燃料価格の高騰に加え、旅客需要や航空券価格も低迷。夏の繁忙期には2022年以来初の旅客数減少が予測されている
中国経済の減速が深刻化している。不動産市場の急落や消費低迷、デフレ圧力が強まるなか、債務残高は対GDP比で300%を突破。従来の投資主導策が限界を迎えるなか、当局が活路を託す先端技術・AI戦略の行方を追う
中国を製造大国へと導いた元首相・朱鎔基の足跡を辿る論評。WTO加盟や税制改革など現代の繁栄を築いた剛腕の功績と痛みを振り返り、現体制下で進む改革の形骸化を通じて全体主義の危うさを問い直す
中国で2025年、たばこ・酒販売店約32万店が撤退し、店舗数は前年比19%減少した。EC即時配送や新業態との競争、逆ざや、固定費高騰が経営を圧迫している