図はイメージ。(Kevin Frayer/Getty Images)

高善文が中国のGDP成長率「2%」発言 米紙報道「習近平が激怒、蔡奇に調査指示」

中国の著名経済学者・高善文氏が55歳で死去。GDP統計への疑問表明後、習近平の指示で調査対象となり発言機会が制限されたと米紙が報道。実質成長率「約2%」発言の背景と波紋を整理する。

中国の著名な経済学者で、国投証券の元チーフエコノミストである高善文氏が死去した。55歳だった。  

アメリカの有力紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、高氏が中国の公式な経済成長データに疑問を呈した後、中国共産党(中共)党首習近平の指示で調査の対象となっていたと報じた。  

▶ 続きを読む
関連記事
IMFは中国の経済成長率見通しを下方修正した。不動産市場の低迷や消費・民間投資の弱さが続く一方、中国経済は輸出への依存を強めている。EUとの貿易摩擦や「中所得国の罠」など今後のリスクを読み解く
中共の政府債務負担が急増している。2026年の中央・地方政府の利払い費は1.4兆元に達する見通しで、財政余力や新たな景気刺激策を打ち出す余地を圧迫している
中国の2026年9月の乗用車小売台数は前年同月比28%減となる一方、輸出は73.7%増えた。エンジン車の販売低迷が続くなか、EUは中国製ハイブリッド車の輸入規制を検討。中国も新エネルギー車の輸出時に適用する付加価値税(増値税)の還付率を引き下げる
中国人民銀行は9月まで23か月連続で金を買い増し、月間購入量は過去3年で最大となった。中国の金輸入額も過去最高を記録。米国債への依存低下や不動産低迷を背景に、政府と家計の双方で金需要が強まっている
2026年9月の中国の乗用車小売販売は前年同月比24%減の170万2千台となった。新エネルギー車も12%減少。価格競争の激化や販売店の収益悪化など、中国自動車市場が直面する現状をまとめる