2022年10月25日、南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)のスビ礁において、中国が造成した人工島に建設された飛行場、建物、および構造物が確認された(Ezra Acayan/Getty Images)

「法の支配」を嘲笑う赤龍 比中仲裁判断10年で南シナ海に透ける人類壊滅の陰謀

2026年7月12日、南シナ海をめぐる比中(フィリピンと中国)仲裁判断の発出から10年という節目を迎えた。日本政府は外務大臣談話を通じて「法の支配」に基づく国際秩序の維持を改めて強く訴えた。また、この節目の日に、日本、フィリピン、米国、英国、オーストラリア、カナダを含む計14か国の政府による共同声明も公表された。声明では以下の点が確認されている。

しかし、対する中国共産党(以下、中共)は、依然としてこの国際的な法的拘束力を無視し、人工島の軍事拠点化を着々と進めている。なぜ、現代の国際社会が築き上げた英知であるはずの「法律」は、これほどまでに無力なのか。その答えは、単なる地政学的な紛争の中にはなく、人類の文明と道徳そのものを根底から破壊しようとする邪悪な中共の緻密な陰謀を理解しなければ見えてこない南シナ海の緊張の裏に隠された、人類の存亡をかけた戦いの深層に迫る。

 

▶ 続きを読む
関連記事
ポルノやゲームなどのテクノロジーが手軽な「報酬」を与え、若者が大人の男になるための成長の原動力を奪っている。仮想空間の安楽さから抜け出し、現実の困難や責任に立ち向かう勇気を持つよう呼びかける力強い論考
最先端の農業技術とは、新たな機械ではなく自然の摂理そのものである。最新研究をもとに、土壌の炭素貯蔵と豊かな生態系を回復させ、収益性と地球環境の再生を両立する「再生型農業」の真価を問い直す一編
国際機関やグローバリズムが進む現代において、国家主権や権力の行方はどう変容しているのか。伝統と現代の秩序のあり方を深く問い直す論考
『論語』学而篇の最終章を読み解き、他者からの評価や名利という執着を手放す生き方を解説する記事です。学ぶ本当の意味や、人生の修練の本質に迫ります
『論語』学而篇第十五の解説記事。貧困や富貴という人生の様々な境遇にあっても、それに縛られず、いかにして自分を磨き徳を守るべきかを分かりやすく解き明かします