2026年7月6日、キューバの首都ハバナで全国規模の大停電が発生する中、送電網で復旧作業に当たる電力作業員。(Getty Images)

キューバで8度目の大規模停電 老朽インフラと共産党政権の失政

カリブ海の島国キューバで7月6日、全国規模の大停電が発生した。同国は深刻なエネルギー危機に直面しており、国家送電網が全面的に機能停止したことで、人口約1千万人の国土の広い範囲で電力供給が途絶えた。

電力網を運営する当局は、停電の原因について調査を進めている。キューバでは近年、全国規模の停電が相次いでおり、今回の停電は2024年末以降で8回目の大規模停電となる。

深刻化するエネルギー危機により、教育、交通、医療をはじめとする基礎的な公共サービスにも大きな支障が生じている。近年の米国による制裁や燃料供給への圧力がエネルギー不足を一段と悪化させたとの見方もあるが、米政府や政策専門家は、制裁は危機の根本原因ではないと指摘している。

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