2026年7月6日、ガザ中部デイル・アルバラフのアルアクサ殉教者病院で記者会見する、ハマス政府メディア事務所のイスマイル・サワーブテ局長(右)とハマス報道官のハーゼム・カセム氏(左)(Ahmad Hasaballah/Getty Images)

ハマス ガザ統治機構の解散に着手

ハマスは7月6日、ガザ地区の「緊急委員会」の責任者が辞任届を提出したと発表した。これは、ハマスの統治機構にあたる「政府活動監視委員会」を解散する第一歩であり、最終的な行政権の移譲に向けた準備と位置づけられている。トランプ氏が主導し、合意の履行を進める「平和委員会」は、ハマスの今後の行動を踏まえて評価するとしている。

「政府活動監視委員会」は、事実上、ハマスがガザ地区で統治を担ってきた政府機関であり、約20年にわたり存在してきた。ハマスが2023年10月にイスラエルを奇襲し、紛争が始まって以降、この機関は戦時体制に移行し、実際には「緊急委員会」と呼ばれることが多かった。

今回の象徴的な政治行動は、2025年10月に発効した、トランプ政権の仲介による20項目のガザ停戦計画に基づくものだ。今年1月には、実務専門家で構成する「パレスチナ・ガザ管理国家委員会(NCAG)」を設立し、和平合意の第2段階を承認した。当初は、NCAGがガザの統治を全面的に引き継ぐ構想だった。

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