アジア最大犯罪組織「プリンス・グループ」事件が日本に突きつけるもの 善意の制度が狙われた日
今月、警視庁が静かに、しかし極めて重大な逮捕劇を完了させた。
「アジア最大級の国際犯罪組織の一つ」とされるプリンス・グループの最高幹部、フー・シー(胡希)容疑者(44歳、キプロス国籍、中国出身)が、東京都中央区に虚偽の住民異動届を提出したとして電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕された。表面上は、一見よくある行政手続きの偽装事件にすぎない。しかし、この事件の背景に隠された問題は、日本社会が正面から見据えなければならない現実である。
フー容疑者が日本に合法的に滞在できていたのは、「高度専門職」という在留資格のおかげであった。
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