(大紀元)

学校現場に広がる宗教監視 政府主導の対応に信教の自由侵害の懸念

日本の学校現場で、特定の宗教的背景を持つ家庭の子どもを把握し、学校内で情報共有する仕組みが進められているとして、信教の自由やプライバシー侵害への懸念が出ている。Bitter Winterの報道によれば、政府機関の関与のもと、スクールカウンセラー向けに作成されたガイドラインが、子どもの家庭環境や親の宗教的実践を聞き出すよう促しているという。

問題とされているのは、宗教問題を所管する文部科学省の奨励により、日本臨床心理士会がスクールカウンセラーや臨床心理士向けに作成した冊子である。このガイドラインは、反カルト文献やマインドコントロール理論に基づき、子どもに対して「日曜日にどのような場所に連れて行かれるか」「親から何を言われているか」などを具体的に尋ね、宗教的要素が生活に影響しているかを確認するよう求めているとされる。

対象には、旧統一教会(世界平和統一家庭連合:以後、家庭連合)の信者を親に持つ子どもたちが含まれる。宗教的背景が疑われる場合、カウンセラーは生徒の安全や健康を確保するためと説明し、同意を得た上で、管理者、担任、養護教諭など学校全体で情報を共有し、組織的に対応することが求められているという。

▶ 続きを読む
関連記事
ウイグルの伝統文化や人権問題を紹介するパネル展と映画上映会が29日、千葉県の千葉市生涯学習センターで始まった。地方議員や自治体が人権問題を取り上げる意義について桜井たかし千葉市会議員は、国政レベルの動きが十分でない中でも、基本的人権という共通の価値を守り、声の届きにくい立場にある人々に目を向ける必要があると述べた
AIやデータセンターの建設拡大を背景に、米国で電気工や配管工、重機オペレーターなど技能職の需要が急増している。AIインフラ投資が生み出す新たな雇用と人手不足
厚生労働省が28日公表した「人口動態統計速報」によると、令和8年上半期の出生数は34万2068人となった。一方、死亡数は77万8982人に上り、出生数を43万6914人上回った。大幅な人口の自然減少が続いている。
カントリー音楽の女王ドリー・パートンの生涯と功績を振り返る追悼記事。アパラチアの貧しい生い立ちからスターダムを駆け上がり、数々の名曲や慈善事業を通じて多くの人々に愛され続けた彼女の軌跡を紹介する
日本で高齢者を助ける通行人に「助けちゃだめ」と叫ぶ中国人観光客の動画が再拡散。南京彭宇事件や最近の賠償トラブルから、中国で人助けをためらう社会不信の背景を追う