W杯イラン初戦 反体制派象徴の旧国旗掲げられる
米ロサンゼルスで開催されたサッカー・ワールドカップのイラン代表初戦は、ニュージーランドとの対戦となった。ピッチ上では競技が繰り広げられた一方、会場の内外では政治的緊張が色濃く表れる展開となった。
ロイター通信によると、試合前には会場外でイラン系アメリカ人らが集まり、イラン現政権に対する抗議活動を実施。さらにスタンド内でも、一部観客が「獅子と太陽の旗」を掲げたり、同意匠の衣服を着用するなど、政治的メッセージを示す動きが確認された。
この「獅子と太陽の旗」は、1979年のイラン革命以前に使用されていた国の象徴であり、現在では主に海外の反体制派コミュニティが用いるシンボルとされる。近年、欧米各地のスポーツイベントや抗議活動でも頻繁に見られている。
関連記事
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
あの香港はどこへ消えたのか。老舗が閉店し、夜の街からにぎわいが消え、失業者は15万人超。現地住民が語る変わり果てた香港の姿。自由と繁栄を誇った街に、今何が起きているのか
対中貿易赤字と中国の過剰生産への警戒を背景に、EUが対抗措置を強めている。独仏も「貿易バズーカ」の導入を共同で要求。協力重視から経済安全保障重視へと転じるEUの対中政策と、経済対立が激化するリスクを読み解く
EUは中国製ハイブリッド車などのEU向け輸出抑制で中国側と合意。対象車の輸出台数を半分以上減らせるとするが、具体策は未公表。対中貿易赤字は1日約1773億円に上り、貿易不均衡の是正が課題となっている
ルビオ米国務長官はポルトガル訪問で、欧州諸国が重要物資を中国など特定の一国に依存すべきではないと警告した。中国資本がポルトガルの電力や金融分野で存在感を強めるなか、EUも対中依存の低減を検討