ニューヨーク市内に設置されたワールドカップ関連のサッカー装飾(Angela Weiss/AFP via Getty Images)

2026年W杯に猛暑リスク 選手・観客に熱中症懸念と気候研究が警告

最新の複数の気候研究によれば、6月11日にアメリカ、カナダ、メキシコで開幕する2026年FIFAワールドカップは、極端な高温や高湿度、さらには雷雨といった気象条件に見舞われる可能性がある。気候学者は、高温が選手のパフォーマンスや健康に影響を及ぼすだけでなく、数十万人に及ぶ観客にも安全上のリスクをもたらすと警告している。

国際的な研究者で構成される「世界気象帰属(World Weather Attribution、WWA)」が発表した最新の分析によれば、今大会の全104試合のうち、およそ4分の1が、国際プロサッカー選手会(FIFPRO)が推奨する安全基準を上回る気象条件のもとで実施される可能性がある。

研究者によれば、熱中症リスク評価の重要な指標は単なる気温ではなく、「湿球黒球温度(Wet-Bulb Globe Temperature)」である。この指標は、気温、湿度、日射、風速などを総合的に反映し、人間が実際に受ける熱ストレスをより正確に示すものだ。

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