2026年6月7日、陸上自衛隊の90式戦車が静岡県御殿場市・東富士演習場での実弾射撃訓練に参加した(Photo by Yuichi YAMAZAKI / AFP via Getty Images)

日本 2026年版防衛白書の概要を公表

防衛省が近く発表する2026年版『防衛白書』は、中国共産党を日本が直面する「最大の戦略的課題」と引き続き位置づけ、同盟国および価値観を共有する国々との安全保障協力の強化を通じ、抑止力と対処能力を高めることでインド太平洋地域の安定を維持する方針を打ち出す。この表現は、地域の安全保障環境の厳しさに対する日本政府の近年の認識を継続するものだ。

複数の日本メディアが伝えたところによると、2026年版防衛白書の概要はすでに公表されている。白書は、中共が急速に軍事拡張を進めていることを踏まえ「同盟国・パートナー国との協力強化を通じた抑止力・対処力の向上」によって「地域の安定を確保する」と明記した。また、中共空母による日本周辺海域での活動が増加していること、および台湾周辺での大規模軍事演習が継続されていることにも言及している。

白書はとりわけ、2025年12月に中共戦闘機が自衛隊機に対してFCS(火器管制レーダー)を複数回照射した事案を取り上げ、日中間の軍事的接触リスクが高まっていることを示すものとして、地域の安全保障上の懸念が一段と増していると指摘した。

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