毎日のマルチビタミン摂取が老化を遅らせる?
毎日マルチビタミンを摂取している人の多くは、その理由を正確に説明できないかもしれません。しかし、その習慣には意味があるのかもしれません。
新しい臨床試験では、この習慣の背後に測定可能な効果がある可能性が示されました。2年間毎日マルチビタミンを摂取した高齢者では、生物学的老化の進行がわずかに遅くなり(約4カ月分に相当)、特に開始時に生物学的年齢が実年齢より高かった人で、その傾向が顕著でした。
生物学的老化とは、実年齢に対して体内のシステムがどの程度機能しているかを指します。科学者は、DNA上の化学的タグ(加齢とともに予測可能なパターンで変化する)を読み取ることで生物学的年齢を推定します。これをエピジェネティッククロックと呼びます。
関連記事
30代、40代のビタミンD不足が、将来の脳の健康に影響するかもしれません。最新研究では、認知症の症状が現れる何年も前から脳に変化が起きる可能性が示されました。今からできる対策をわかりやすく紹介します。
健康や若々しさを意識して、ビタミンB3関連サプリを取り入れる人が増えています。しかし新たな研究では、NMNなどの成分が膵臓がん細胞を助け、化学療法の効果に影響する可能性が示されました。
便秘は食物繊維不足だけが原因ではないかもしれません。最新研究で、ある身近なビタミンが排便回数や腸の動きに深く関わる可能性が判明。腸と遺伝子の意外な関係にも注目が集まっています。
疲れや動悸、ブレインフォグ……実は“隠れ鉄欠乏”かもしれません。なぜ一般的な鉄剤では改善しにくいのか。吸収を助ける食事や栄養の取り方をわかりやすく解説します。