2026年5月21日、トランプ氏が記者団に応じた(Kent NISHIMURA / AFP via Getty Images)

トランプ氏 息子の結婚式欠席も示唆 イラン対応で軍事行動の憶測

トランプ大統領は、アメリカとイランの協議について、イランに核兵器の保有を認めないこと、さらに高濃縮ウランを保有させないことが前提になると述べた。交渉が不調に終わった場合には、強硬な対応も辞さない考えを示した。

5月21日、トランプ氏はイランが核兵器を取得すれば、中東で核戦争を引き起こし、その影響がヨーロッパやアメリカにも波及しかねないと警告した。さらに、協議で譲れない条件の一つとして、高濃縮ウランの扱いに言及した。

トランプ氏は、「われわれは高濃縮ウランを引き取る。われわれに必要なものでも、望んでいるものでもない。引き取った後は破棄するかもしれない。だが、イランに高濃縮ウランを保有させることは絶対にない」と述べた。

そのうえで、交渉で合意に至らなければ、強硬な手段を取る可能性も排除しないとした。また、アメリカにはドローンを製造する能力だけでなく、迎撃する技術もあると強調した。

トランプ氏は、「われわれは今、非常に強力なドローン迎撃技術を持っている。ほんの2か月前にはなかった能力だ」と述べた。

同日、記者から今週末に息子の結婚式に出席するのかと問われた際、トランプ氏は、「行けば批判され、行かなければフェイクニュースに批判される。息子は私に来てほしいと思っているが、小規模なプライベートの結婚式だ。できるだけ出席したい。ただ、私は今忙しい。ご存じの通り、今は私にとって都合のよい時期ではない。イランの件もあり、ほかにも対応しなければならないことがある」と述べた。

関連記事
米ルビオ国務長官がキューバ共産党を痛烈批判。「国民を犠牲にし、特権層だけが富を独占する」海外の華人社会では「まるで中国共産党への警告だ」と波紋を呼んでいる
トランプ米大統領は21日、米国が最終的にイランの濃縮ウラン備蓄を入手すると誓った。イランの核兵器保有を阻止することは、トランプ政権とイスラエルがイランに対して共同軍事作戦を展開した大きな目標の一つだ
ルビオ国務長官は21日、イランとの戦争終結に向けた交渉で一定の進展があったことを明らかにした。パキスタン代表団がテヘランに向けて出発し、協議を前進させる見通し。しかし楽観視は避けたいとも述べている
トランプ米大統領は22日、イランが地下に保有するウランを米政府が管理下に置くべきだとの立場を表明し、イランが所有しているウラン物質は破壊される見通しだと示唆した