富山の古刹で夜間に火災で本堂は全焼 相次ぐ文化遺産焼失
富山県高岡市利屋町の日蓮宗大法寺で16日夕方火災が発生し、木造の本堂などが激しく燃えた。火は約8時間40分後の17日午前3時28分に鎮火したが、本堂は全焼したとみられる。さらに西へ約70メートル離れた通町御車山交流館と空き家1棟にも延焼し、ポンプ車18台が出動して消火活動に当たった。寺には2世帯4人が居住していたが、全員の無事が確認された。複数のメディアが報じた。
大法寺は1453(享徳2)年開山の古刹であり、安土桃山時代の絵師・長谷川等伯(信春)筆による国指定重要文化財4点を所有することで知られる。高岡市教育委員会によれば、これらを含む等伯作の仏画10点はすべて市美術館に寄託されており、無事に保管されているという。
現場は高岡駅から北西約1キロの市街地で、重要伝統的建造物群保存地区「山町筋」に近接する寺院・民家密集地帯である。消防当局は出火原因と延焼経路の調査を進めている。
関連記事
少子化と未婚化が進む日本社会の現状をデータから読み解き、個人の自由や多様性の裏で薄れゆく「家族」という根源的な絆の重要性と、現代人が抱える深刻な孤独の本質を東洋の知恵を交えて問い直す論説
福岡県の住宅地で6月26日夜、突然地面が陥没し、長さ約9メートル、深さ約6メートルの巨大な陥没穴が出現した。住宅の車庫が丸ごと沈下し、周辺住民は緊急避難した。
2018年、川崎栄子さんら脱北者5人が北朝鮮政府を相手取り訴訟を起こした。今年1月26日、東京地裁は北朝鮮の不法行為を認め、原告1人につき2200万円の賠償を命じる判決を下した。川崎さんが北朝鮮で体験した地獄のような生活とはどのようなものだったのか
高度専門職資格で合法滞在していた国際犯罪組織「プリンス・グループ」最高幹部の逮捕から、善意に基づく日本の在留・行政制度の脆弱性と、欧米に比べ遅れる国際的な安全保障・情報連携の課題を突く論説
台風7号と台風8号が相次いで日本に接近している。関東甲信では6月27日にかけて大雨や暴風、高波への警戒が必要で、JALとANAでは欠航が相次ぎ、約1万7千人に影響が出ている