富山の古刹で夜間に火災で本堂は全焼 相次ぐ文化遺産焼失
富山県高岡市利屋町の日蓮宗大法寺で16日夕方火災が発生し、木造の本堂などが激しく燃えた。火は約8時間40分後の17日午前3時28分に鎮火したが、本堂は全焼したとみられる。さらに西へ約70メートル離れた通町御車山交流館と空き家1棟にも延焼し、ポンプ車18台が出動して消火活動に当たった。寺には2世帯4人が居住していたが、全員の無事が確認された。複数のメディアが報じた。
大法寺は1453(享徳2)年開山の古刹であり、安土桃山時代の絵師・長谷川等伯(信春)筆による国指定重要文化財4点を所有することで知られる。高岡市教育委員会によれば、これらを含む等伯作の仏画10点はすべて市美術館に寄託されており、無事に保管されているという。
現場は高岡駅から北西約1キロの市街地で、重要伝統的建造物群保存地区「山町筋」に近接する寺院・民家密集地帯である。消防当局は出火原因と延焼経路の調査を進めている。
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