2026年5月14日、米国のトランプ大統領と補佐官らが北京の人民大会堂でトランプ・習会談に臨んだ(Brendan Smialowski/AFP)

トランプ・習会談の会場での小さな事が示唆する米中会談の内実

5月14日午前、世界が注目するトランプ・習会談の幕が開いた。会談の結果もさることながら、その過程で起きた小さなエピソードや細部の数々が実に興味深い。

中国新聞網の公衆号(WeChat公式アカウント)の報道によると、当日、中国共産党(中共)党首の習近平が人民大会堂東門外の広場で歓迎式典を挙行した。トランプ大統領が車を降りた瞬間、一羽のカササギが飛んできて、その上方の欄干に止まった。

中国の民間文化においてカササギは「吉報をもたらす鳥」とされ、幸運・吉祥・福・慶事の象徴である。ネット上では「北京の天の兆しまでが立場を取り始めたのか」「カササギさえ誰が来たか知っている」「民衆は変化を待ちに待ちすぎた」などの声が相次いだ。このカササギ歓迎という小挿話は何を予兆するのか。もしトランプの強圧が中共という赤い船の沈没を加速させるものであれば、無数の中国人が心底から喜ぶことだろう。

▶ 続きを読む
関連記事
米8州が14日、子供への危害や保護者への欺瞞、消費者保護法違反を主張し、チャットGPT開発元のオープンAIを提訴。OpenAIは安全対策を強化していると反論している
トッド・ブランシュ米司法長官が単独取材に応じ、選挙の公正性確保や出産ツーリズムの阻止、中国の国境を越えた弾圧への対処など司法省の最優先課題を表明。「原点回帰」を掲げ組織再編への決意を語る
米財務省当局者は、中国共産党(中共)の資金洗浄ネットワークなど、国家安全保障上のリスクの軽減と報告をバンク・オブ・アメリカが怠ったと説明した。
米国とオーストラリアが共同開発する極超音速巡航ミサイルHACMが初の試験投下を実施。スクラムジェットの仕組みや開発遅延、コスト、中共のA2/AD戦略への対抗手段としての役割を解説する
米当局が民主党のイルハン・オマル下院議員の自宅を家宅捜索。刑事捜査の詳細は明らかにされていない。オマル氏は「政治的威圧」だと反発。捜索の背景に何があるのか