2022年11月3日、ドイツ西部ミュンスター市庁舎で開催されたG7外相会議で、ドイツ、カナダ、フランス、イタリア、日本、イギリス、アメリカ、EUの国旗が掲揚された(Wolfgang Rattay /POOL/AFP via Getty Images)

パリG7 重要鉱物の中国支配に反旗

G7貿易相会合が今週、パリで2日間の日程を終えて閉幕した。採択された共同声明では、中国を名指しすることは避けつつも、重要鉱物のサプライチェーンにおける中国の支配を牽制し、「経済的依存の武器化」と呼ぶ試みに対抗する意欲を鮮明にした。

5月5日から6日にかけて、フランスのG7議長国のもとで開催されたこの会合は、防衛システム、電気自動車(EV)、半導体、産業製造に不可欠なリチウム、コバルト、レアアースなどの供給を中国に依存している現状を標的とした。今回の協議は、6月中旬にフランスのエビアンで開催予定の首脳サミットに向けた布石となった。

5月7日に発表された声明の中で、貿易相らは「恣意的な輸出制限を通じた威圧を含む経済的威圧に対する重大な懸念」を表明し、「経済的威圧を抑止し、必要に応じて行動をとる準備を整える」と誓った。

▶ 続きを読む
関連記事
日本とフィンランド両政府は10月26日、防衛装備品や技術の共同研究・開発・生産を促進するため、「防衛装備品及び技術の移転に関する協定」に署名した。両国間で移転する装備品や技術の適正な管理に関する法的枠組みを整備し、安全保障・防衛協力の強化につなげる。
中共外交部の郭嘉昆報道官は26日の記者会見で、福田康夫元首相の逝去に哀悼の意を示す一方、福田氏が日中間の政治文書を重視していたことを引き合いに、「日本の現政権を担う者たちは、自らを省みるべきだ」と注文をつけた
外務省の中村仁威欧州局長は14日、ロシアのニコライ・ノズドレフ駐日大使を外務省に呼び出し、ロシア連邦保安庁(FSB)によるサハリン州での日本人拘束と、中国黒竜江省の政府関係者らによる北方領土・択捉島への訪問について申し入れを行った
茂木外相は、中国代表団による北方領土・択捉島への訪問をめぐり、「決して受け入れられない」と強調。北方領土は日本固有の領土との立場を示し、中ロ両国に政府の立場を伝え、適切な対応を求めた
片山さつき財務大臣は13日会見で世界銀行とIMFの合同開発委員会の次期議長に指名され、日本が培ってきた開発政策や経済政策、国際金融政策の経験と知見を生かし、国際社会が直面する開発課題の解決に向けた議論を主導する意欲を示した。