中国山西省の商業ビル火災 少なくとも3人死亡 23人負傷
中国・山西省太原市の商業ビルで28日夜8時ごろ、火災が発生した。29日午前の時点で、少なくとも3人が死亡し、23人が負傷、このうち9人が重傷だという。
火災が起きたのは、太原市小店区の親賢北街付近。ネット上に投稿された動画では、オレンジ色の炎が建物の外壁を伝って上階へと燃え広がり、火の付いた破片が大量の煙とともに次々と落下する様子が確認できる。
ビル内にいた人々や周辺の店舗関係者は、急いで現場から避難した。
拡散している動画の中で、現場にいた市民は、「うわあ、怖い。階段で逃げて」、「やばい。うちの会社があそこにあるのに、全部燃えてしまった」と語っている。
火災が起きた建物は商業ビルで、焼き肉店や軽食店のほか、スーパーや宝くじ販売店などが入っていた。上層階にはカラオケ店やネットカフェなどもあった。
当局の発表によると、この火災で3人が死亡し、23人が負傷した。うち9人が重傷だった。ただし、現場の目撃者は大紀元に対し、同ビル内には少なくとも100人から200人ほどがいたとみられ、火は下層階から最上階付近まで燃え広がり、多くの人が運び出されたと証言した。さらにネット上では、ビルから飛び降りて避難した人もいたとの情報があり、実際の死傷者数はなお不明だ。
消火後の現場はひどく荒れ果て、外壁には広い範囲にわたって焼け焦げた跡が残った。近くの複数の店舗も大きな被害を受け、複数の電動バイクが焼けた。地面には大量のがれきや雑物が散乱していた。
火が拡大した原因をめぐっては、耐火性能が基準を満たしていなかった可能性や、消防検査が完了していなかった可能性など、さまざまな指摘が出ている。詳しい出火原因は調査中だ。
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