イメージ画像。 (Mauro Pimentel/AFP via Getty Images)
つながらない時代へ

外国の情報は「政権への脅威」?  中国で外国情報の封じ込め強まる

海外サイトにアクセスする手段が、突然使えなくなる。そんな状況が、中国各地で広がっている。

海外ニュースやSNSを見るために使われてきたVPN(海外サイトに接続するための仕組み)。その主要サービスの一つ「LetsVPN(快連VPN)」が4月28日、中国本土向けの運営停止を発表した。急激に強まったネット規制により、接続が維持できなくなったためだ。

ここ最近、中国ではVPNの接続不安定が急増している。「すぐ切れる」「全くつながらない」といった声が相次ぎ、不満が広がっている。背景には、当局による特定の通信を狙った「ピンポイント遮断」があるとみられ、購入済みのVPNサービスが次々と使えなくなる状況が起きている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
数時間待ちだった「ケーキ界のエルメス」が、1年で約180店閉鎖。中国で「ご褒美消費」が冷え込んでいる
夏休みなのに、中国の習い事教室に生徒が来ない?
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた