石油タンカー(shutterstock)

日本 ホルムズ封鎖で北米から代替調達が加速 

米国とイスラエルによるイラン攻撃を端緒とする中東情勢の緊迫化を受け、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖し、世界のエネルギー安全保障が揺らいでいる。石油の95%を中東地域に依存し、原油の90%以上を同海峡経由の輸入に依存してきた日本にとって、影響は深刻である。高市政権は石油備蓄の放出や北米からの代替調達を急ぎ、エネルギー危機への対応を本格化させている。

ホルムズ海峡の封鎖により、国内ではナフサなど一部化学品の品不足が深刻化し、供給網の「目詰まり」が発生している。高市政権は主要先進国の中でもいち早く石油備蓄の放出に踏み切った。

高市首相は、ホルムズ海峡を経由しない代替調達を進めた結果、4月には前年実績比で2割以上、5月には過半の代替調達のめどがついたと説明している。首相は「日本全体として必要となる量は確保できており、年を越えて原油の供給を確保できるめどがついた」と強調した。

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