3月26日午後、大規模なスモッグに見舞われた韓国ソウル市内の様子(洪梅/大紀元)

米国 北朝鮮核施設の衛星情報を韓国へ提供制限

韓国の聯合ニュースが4月27日に報じたところによると、韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官が先日、国会で北朝鮮の核施設について公開発言し、機密漏洩をめぐる論争に発展した。これを受け、米国はソウルへの北朝鮮核施設に関する衛星情報の提供を制限した。

制限の対象となった情報は写真にとどまらず、長期にわたり蓄積された技術的情報も含まれるという。鄭長官は今年3月、国会において北朝鮮・亀城市にウラン濃縮施設が存在すると名指しで言及し、米韓両国による極秘の監視情報を図らずも公開したとして、内外から強い注目を集めていた。

また、韓国の駐米大使、康京和(カン・ギョンファ)氏が近く帰国し、趙顯(チョ・ヒョン)外交部長官と会談した。報道によれば、両者の間で調整が行われ、北朝鮮に関する情報問題について米韓間で認識が一致し、関連事案が再び不必要に取り沙汰されることのないよう適切に対処すべきとの方針が確認された。

▶ 続きを読む
関連記事
北朝鮮の国営メディアは10月31日、北朝鮮がクラスター爆弾の試射を行ったと報じ、1発で13ヘクタールの区域内にある全ての目標を攻撃できると主張した。韓国軍合同参謀本部は11月1日、米韓双方が緊密に情報を共有し、事前に動向を把握した上で警戒態勢を維持していたと明らかにした。
金正恩が中国・丹東を電撃訪問。中共序列4位の王滬寧が出迎えたが、習近平との会談はなく、数時間で帰国。健康不安説や米朝首脳会談に向けた調整など、電撃訪中の狙いに注目が集まる
最近、SNS上で金正恩に脳出血による死亡説が浮上。北朝鮮当局は直接の反応を示していないものの、国営メディアは今月20日、金正恩が前日に行事へ出席した際の最新写真を掲載。事実上の火消しとみられる
韓国軍の主要施設に、中国製コネクテッドカー190台超が出入りしていることが判明。未登録車も海軍施設に延べ565回進入していた。カメラやGPS、LiDARによる軍事情報流出への懸念が強まっている
現在、韓国の情報機関は、半導体と電池分野の第一線の研究者に対し、技術流出のリスクが高まっているとして、中国からの採用の誘いに警戒するよう呼び掛けている