頼台湾総統のエスワティニ訪問見合わせ 中国共産党の圧力で経由国が飛行許可取り消し
台湾の頼清徳総統が4月22日から予定していたアフリカ南部エスワティニへの公式訪問が、中国共産党(中共)からの圧力を受けた経由国による飛行許可の取り消しを受け、急きょ見合わせとなった。頼総統は、外部からの妨害によって台湾の姿勢が変わることはないと反発し、今後も民主主義陣営のパートナーとの連携を深める考えを強調した。
頼総統は、国王ムスワティ3世の即位40周年と58歳の誕生日を記念する式典に出席するため、台湾と外交関係を持つアフリカ唯一の国であるエスワティニを4月22日から27日の日程で訪問する予定であった。しかし訪問前日の21日夜、セーシェル、モーリシャス、マダガスカルの東アフリカ島嶼国3か国が、事前の予告なく専用機の飛行許可を取り消した。
総統府の潘孟安秘書長は臨時記者会見を開き、一連の対応の背景には中共当局による経済的威圧を含む強い圧力があったと指摘した。潘氏は、中共当局の粗暴なやり方を強く非難したうえで、第三国に主権に関わる決定の変更を迫る手法は、他国の内政への干渉であるだけでなく、地域の現状を損ない、台湾の人々の感情を傷つけるものだと批判した。
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