中共支配に対抗 米レアアース大手がブラジル鉱山買収 供給網再編が加速
米希土類企業のUSAレアアースは4月20日、28億ドル相当の現金と株式で、ブラジルのレアアース採掘会社セラ・ベルデを買収すると発表した。狙いは、中国共産党(中共)がレアアースのサプライチェーンで握る主導権に対抗することにある。
これは同社による一連の買収の最新案件で、採掘、加工、磁石製造の各分野における競争力をさらに高めるものとなる。買収完了後、USAレアアースはセラ・ベルデのペラ・エマ鉱山を傘下に収める見通しだ。ペラ・エマ鉱山は、他の多くの鉱床と異なり、重希土類を豊富に含んでいるため、極めて有望視されている。
米商務省は今年1月、USAレアアースに出資しており、トランプ政権が中国に依存しないレアアースサプライチェーンの構築を重視していることが浮き彫りになっている。レアアース元素は、電子製品やレーザー誘導兵器、先進的な戦闘機の製造に不可欠だ。
関連記事
シカゴにオバマ大統領センターが開所し、歴代元大統領や各界の要人が集結した。オバマ氏は自らの記念碑ではなく、民主主義を支える「普通の市民」と未来へ向けた「希望」の象徴としての意義を強調した
米イラン交渉は現地時間の日曜日からルツェルン湖畔のビュルゲンシュトック・リゾートで行われる予定である
ホルムズ海峡やレバノン情勢を巡り緊張が続く中、ヴァンス米副大統領が延期されていたスイスでの実務者協議へ出発。ヒズボラとイスラエル軍の激しい衝突が影を落とす中、和平覚書の履行と核問題の進展を目指す
J・Dヴァンス米副大統領は、社会主義者が、自分たちは本当に労働者を代表していると言いながら、賃金を下げる移民を排除するICEを廃止したがっているのは、いつも興味深いと思うと述べた。
FRBの新議長によるインフレ抑制の決意と追加利上げの観測から、ドルが1年ぶりの高値を記録。日欧中銀も金利引き上げに動く中、今後の米国債への需要や為替介入の思惑を含め、2026年後半のドル相場の行方を分析する