出国制限とネット規制が同時強化
中国で「外に出られない 外が見えない」状態が進行中
中国では昔から海外の情報を制限していたが、ここにきてその締め付けが一段と強まっている。出国もより難しくなり、「外に出られない 外が見えない」という状態が、これまでとは違うレベルで広がっている。
まず、出国のハードルが明らかに上がっている。地方ではパスポートの取得に複数の役所の承認が必要となり、資産状況や通信記録の提出まで求められている。海外に行った人は帰国後に事情を聞かれ、パスポートの提出を求められるケースを確認しているため、自由に海外へ行き来することは、以前より明らかに難しくなっている。
さらに、海外とのつながりそのものにも目が向けられている。公務員などの間では、海外に住む親族や友人との接触を報告するよう求められるケースが増えている。場合によっては接触を避けるよう指示されることもあり、人間関係まで管理の対象が広がっている。
関連記事
中国の村で、1本の柱に監視カメラ84台?中国全土の監視カメラは推計7億台。これほど見ているのに、犯罪は起き、行方不明になった子供が見つからない。一体、誰を何のために見ているのか
中国で客がAIに暴言を吐いたら、AIも暴言で応戦。映画チケットの返金トラブルが、まさかの「人間VS AI」の口げんかに
中国の観光地で「買ったら負け3点セット」知ってる?
中共は、党員数が1億人を超えていると称しているが、過去数十年間、国内での人の移動や出国、人々の意識の変化などを背景に、党員は党組織から徐々に離れるようになった。党が最も恐れているのは、公に離党を表明され、不利な政治的影響が生じることだという
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘