スペインの首相ペドロ・サンチェスは2026年4月14日、中国・北京で習近平との会談後、記者会見で発言した。(Getty Images)

スペイン首相訪中 透ける経済狙いの対中接近 リスク指摘も

スペインのサンチェス首相はこのほど、中国を訪問し、北京の清華大学で演説を行い、気候変動や国際安全保障、人工知能などの分野で中国がより大きな責任を担うよう呼びかけた。一方で、独裁体制の国家が国際秩序を主導することへの懸念も指摘されている。

4月11日から15日にかけて中国を訪問したサンチェス首相は、新華社の報道によれば、習近平との会談で「新冷戦」に反対し、「デカップリング(分断)」にも反対する姿勢を表明。欧州と中国の協力強化を支持すると述べた。

またロイターによると、同首相は清華大学での講演で、国際法の維持、核軍縮の推進、人工知能の管理、多地域での停戦促進において、中国がより積極的な役割を果たすべきだと強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
フランス開催のG7サミットにおいて、中東危機に関する首脳級会合が実施。高市首相は米イラン間合意を歓迎し、ホルムズ海峡の安全航行を訴えた。また「パワー・アジア」構想やガザ復興への貢献も表明した
G7エビアン・サミットにおける「ウクライナと欧州のための平和と安全の構築」セッションが行われ、高市総理やゼレンスキー大統領が参加し、ウクライナ支援やG7の結束について議論した 。
高市総理はG7夕食会で中東情勢の安定化やホルムズ海峡の安全航行に向けた連携を各国に要請した。また、重要鉱物の「共同備蓄連携構想」を新たに提案し、北朝鮮やインド太平洋を含む国際課題への対応を主導した
EUは、中国軍がロシア軍要員を訓練していたとの報告を確認したと明らかにした。ロシア軍への支援に関与した中国企業2社と香港企業1社を新たに制裁対象に指定
米ロサンゼルスのW杯イラン初戦。ピッチ外ではデモ、スタンドではイラン革命前の国旗。スポーツと政治が同じ空間で交差した一戦になった