2021年6月にチベットのラサにある寄宿学校で中国語学習クラスに通う生徒(AP通信)

中共 小中高で政治教育強化 子供への思想統制に懸念の声

中国共産党の教育当局はこのほど、全国の学校に対し、『国家安全教育中小学生読本』の画一的な使用を求め、「党の指導」や「国家利益至上」といった内容を基礎教育課程に組み込む方針を打ち出した。

政治教育が児童段階にまで拡大しているとして、国内外から批判の声が上がっている。

中国共産党(中共)の官製メディアの報道によると、同教材は中共の「国家教材委員会弁公室」および関係部門が編纂し、すでに出版・発行。教材は全4冊で、小学校から高校までの各学年を対象としている。

▶ 続きを読む
関連記事
外資が去り、店が閉まり、仕事も減る。中国一の経済都市・上海で何が起きているのか。本紙記者が現地の声を聞いた
米国がイランへの二次制裁を拡大し、金融や海運など幅広い分野への圧力を強化した。イラン産原油の主要な買い手である中国では、銀行や金融システム、貿易への影響を中共内部で分析している
「安いから中国から買う」が、「中国以外では作れない」に変わったら? 専門家が警戒する「チャイナショック3.0」とは
今年上半期、中国で新エネルギーによって発電された電力のうち、出力抑制で利用されなかった量は約360テラワット時 […]
中国で2026年上半期、100社を超える上場企業が税金や延滞金の追加納付を求められ、総額は77億元に達した。地方財政が逼迫するなか、企業への追徴課税や税務調査が強まっている