高市早苗首相 (Photo by JIJI PRESS / AFP via Getty Images) / Japan OUT

政府 「ゲノム編集ベビー」規制法案を閣議決定

政府は4月10日、ゲノム編集技術で遺伝情報を書き換えたヒトの受精卵や生殖細胞を子宮に移植することを禁止する法案を閣議決定した。この法案は、生殖目的で改変した胚を用いた「ゲノム編集ベビー」の誕生につながる行為を法的に規制するもの。成立すれば、国内で罰則付きの法的規制が設けられるのは初めてとなる。

法案では、改変されたヒト受精卵や生殖細胞を人や動物の子宮に移植した場合、10年以下の拘禁刑、または1千万円以下の罰金、あるいはその両方を科すとしている。これにより、これまで指針にとどまっていたルールから、違反行為に明確な制裁を伴う法的枠組みへと格上げされる。

また、ゲノム編集が行われた受精卵を取り扱う研究や教育、保存などを行う場合、事前に実施計画書を作成し、厚生労働相への届け出を義務付ける規定も盛り込まれており、研究の透明性とモニタリング体制を強化する狙いがある。

▶ 続きを読む
関連記事
政府は、外国人の永住許可要件を厳格化し、新たに年収や将来の年金受給見込み額などを審査基準に加える方針を固めた。
クレジットカード決済代行会社「全東信」(大阪市)が破産手続きを開始した問題を受け、経済産業省は、加盟店への影響を抑えるための支援策を講じるとともに、再発防止に向けた業界の実態調査に乗り出した。
高市早苗首相は25日、エネルギーや各種物資の安定供給に向けた取り組みの進捗状況を報告。7月の原油調達は、前年平月比で約10割が実現できる見通しとなった。8月についても前年平月比約10割の調達にめどが立っている
政府は、日本のインテリジェンス機能を強化するため、「国家情報局」を7月31日に新設する方針を固めた。設置に必要な政令は24日に閣議決定される見通しである。
違法オンラインカジノの被害拡大を受け、政府は接続遮断「ブロッキング」を検討へ。だが通信の秘密との衝突や回避の容易さなど課題も多く、社会は予防と権利の境界を問われている