(新唐人テレビのスクリーンショット)

爆弾脅迫でトロントの神韻公演6公演が中止 各界が中国共産党を非難

本来、芸術の舞台は静けさと平穏に包まれるべき場所である。しかし今週、カナダ・トロントのFour Seasons Centre for the Performing Artsに届いた一通の爆弾脅迫メールが、その平穏を破った。3月29日から4月5日まで予定されていた神韻の6公演は、爆弾の脅威を理由に劇場側によって中止された。

主催者は厳正な声明を発表し、最近公演に対して行われた爆弾脅迫は、中国共産党(中共)による海外での組織的な迫害活動の一環であり、脅迫を通じて「共産主義以前の中国文化」を表現する神韻の上演を阻止することを目的としていると指摘した。

主催者の声明によると、これらの虚偽の脅迫メールは法執行機関によって「信憑性のない脅威」と判断されている。また報告では、こうした虚偽の脅迫は中共による世界的な組織的行動の一部であり、神韻が表現する「共産主義以前の中国」を抑圧する目的があるとされている。さらに、いくつかのメールは中国国内にまで追跡されたという。

声明はまた「私たちは皆被害者である」とし、劇場と芸術家が連帯し、公演中止の決定を撤回するよう呼びかけた。

現在までに、世界で150件以上の同様の虚偽の脅迫が確認されているが、これまで公演が中止された例はなかったという。

元カナダ王立騎馬警察(RCMP)首席のゲイリー・クレメント反マネーロンダリング官は、「すでに予定されていた神韻公演を中止することは、本質的に外国による干渉の延長と見なされるべきだ」と述べた。

4月1日午後には、事前に通知を受けていなかった観客の一部が劇場を訪れ、そこで初めて当日の公演が中止されたことを知った。

観客のジョアンナさんは「私は本当にこの公演を観たかったのです。この(神伝の)文化をぜひ見てみたいと思っていました」と語った。

香港出身のムエタイ王者クイトウ氏は「これは明らかな(中共による)越境的な弾圧だ。私は絶対にチケットを払い戻さない。私は神韻芸術団を支持している。もし今回神韻が損失を被るなら、私自身も寄付したい」と話した。

カナダの民主活動団体「民陣」副秘書長の侯世軍氏は「神韻の公演は常に素晴らしい。特に共産党による臓器収奪など反人類的行為を暴露している点は、正義であり、非常に高尚な行為だ。それこそが共産党が恐れていることだ」と述べた。

現場にいた観客アストンさんは「これは私たち一人ひとりに警鐘を鳴らしている。すでに私たちの日常生活にまで脅威が及んでいる」と語った。

また、カナダの国会議員や安全保障の専門家も、この事件は芸術の自由に対する抑圧であり、決して容認できないと指摘。カナダ政府は外国からの干渉や越境的な弾圧に対して行動を取るべきだと訴えた。

カナダ連邦議会のジェームズ・ベジャン議員は強く非難し「この爆弾脅迫によってFour Seasons Centre for the Performing Artsは避難を余儀なくされ、今週の神韻公演は中止となった。これは中共に関連する威嚇戦術を反映しており、カナダは決して容認しない」と述べた。

同じく連邦議会のガーネット・ジェニス議員は、「神韻が継続的に脅迫を受けている理由は明白だ。神韻が伝える芸術的メッセージが中共に受け入れられないからだ。連邦政府は、あらゆる外国干渉行為を取り締まるために行動しなければならない」と語った。

ゲイリー・クレメント氏も「この種の脅迫は今後も続く可能性があり、法執行機関はより注意深く監視し、徹底した調査を行う必要がある」と指摘した。

(新唐人テレビ・カナダ、トロント支局の取材による報道)

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